夢を追って渡米!?やめとけwwな理由
テスト期間、早めに帰れる期間だ。帰宅した俺は、何の気なしに、普段つけないテレビをつける。弁当のフライを口にする俺の目を引いたのは「ピース綾部の渡米」の話題だった。どうやら、ハリウッド俳優を目指し、NYに移住するらしい。今の立場を放り投げるような決断の、その背景。そこには、芥川賞受賞という偉業を成した、相方の又吉の存在が見えた。
又吉と綾部の"違い"
綾部は、又吉の成功に触発されて決断した事を話している。相方が、文化人の顔を持つ芸人、という地位を自力で確立したわけだ。眩しい。ジェラシーを感じる。下世話な話、印税も羨んだだろう。実際、妬みは隠しきれていなかったと聞く。
はっきりいう、まあ無理だろうな。
又吉著「夜を乗り越える」を読んだが、又吉先生は、とるべくして芥川賞をとっている。中一のときに太宰治作品と出会い、シンパシーを感じ、文学にはまっていく。18の時に初めて小説を書いて躓いてから、小説の書き方についても考えるようになり、アホほど小説を読む。
その後も、様々な所で文を書いてきた。
1日、15時間お笑い4時間睡眠5時間という生活をしていたそうだ。
又吉先生は最初から、芥川賞を取るぞ!なんて言っていない。
頭の片隅にはあったのかもしれないが。文学を続けていたら、いつの間にかとっていた。という表現が当てはまりそうだ。
ただただ、文学を続けていただけのことだった。
対し、綾部はしたい事がはっきりわからず、目標も漠然としすぎ。実力も伴っていない。(坂上忍に演技の批判されてたし)
米国で最初何をするかと言ったら、英語の勉強。舐めてるとしか思えない。
まず正攻法は無理。多分そのことは綾部も気づいているだろう。どうやら、まずはコメディアンとして活動するらしい。果たして綾部には、ハリウッドに目をつけられる程の秘策はあるのか。みものではある。
まあ、無理だろうな(2回目)
"いつの間にか"なってるぐらいじゃないと。